淡路島一棟貸しの宿『のびのび日和』の夢の田舎をつくるプロジェクト

南あわじ市の灘・阿万地域で、拠点と地域資源を活かした仕事をつくり、人を呼び込もうとしています!

ご近所さんとの共存をご理解ください

残念なお知らせがありました。

先日お泊りになったグループが深夜2時を過ぎても騒いでいたと・・・

ご近所の方がうるさくてよく眠れなかったそうです。

本当に申し訳ございません。

 

宿泊の手引きにはそのあたりのことは書いてあるのですが、より注意を強く伝えなければいけません。

お客さんにのびのびと楽しんでいただきたいのは確かですが、やはりそこにはルールがあります。

 

のびのび日和は、片田舎の普通の農村に滞在するコンセプトです。

周囲には、静かに、つつましく暮らしていらっしゃる方が住んでいらっしゃいます。

その点へのご理解をよろしくお願いいたします。

 

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淡路島はやっぱりスピリチュアル?

のびのび日和ができる前。

現地を訪れる度に不思議に感じていたのが『緑の丘みたいなもの』がたくさんあることでした。

 

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車で走っていると写真のような感じのものがいくつも見られます。

後で調べてみたら、やはり古墳のようでした。

天皇家に関係するものもあるようです。

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淡路島といえばパワースポットと連想する方もいらっしゃいます。

このあたりもそんな力を感じさせる要因なのかもしれません。

やっぱり神聖な島なのですね。

 

 

そんな神聖さは観光的にはあまり活かされていないような気がするのが残念ですが・・・

現地の方にとっては、当たり前になってしまっているのでしょう。

 

 

「この島にいると何かに守られている気がする」と言っていた淡路島に移住した女性がいました。

きっとスピリチュアルな何かがあるはずです。

私は、その手の感覚が極めて鈍感なのですけど・・・

 

 

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台風一過、古民家ですから・・・

宿泊のお客様がいらっしゃるときに台風を迎えることになってしまいました。

心配していましたが、どうにか無事に済んだ様子です。

 

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お客様からは無事を知らせるメッセージと共に、このようなコメントを頂きました。

「少し雨漏りした部分はありましたが、過ごすのに問題もなく、長く風雨に耐えて来た古民家はむしろ安心感がありました」

古民家の良いところ、悪いところ、両方が詰まったようなお言葉です。

 

のびのび日和のお客様は、不便な部分におおらかで、ものごとをポジティブに受け取っていただける方が多いです。

ありがたい。

 

そして、古民家の宿はホントに手がかかる子です。

大切に手を入れながら長く付き合っていきたいです。

 

 

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クーラーはじめました・・・

まずは『旅ノート』に書かかれていたお客さんからのコメントを紹介させていただきます。

 

「時計なし、テレビなし、クーラーなし、なのが逆に快適。

本当に良い大人の夏休みを過ごせました!」


ありがたいコメントです。

私たちスタッフも「古民家&田舎の不便さが新鮮で面白いはず」と思って滞在スタイルを考えました。

こんな感想をいただけたら、泣いて喜びそうです。

 

 

ところが・・・

あれ!?

 

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クーラー付いてるし!?(汗)

 

そうなんです。

付けちゃいました。

m(__)m

 

 

昨年の様子から「この建物はクーラーなしでもいける」と感じました。

窓を開けているといい風が通ります。

どんなに夏暑くても、家の中に入るとひんやりしていました。

 

 

しかし、いざ宿の運営をしているとだんだん弱気になりました。

「本当にクーラー無くても大丈夫なんですか?」

こんな問い合わせがお客さんからきます。

大丈夫だとは思うのですが、個人差もありますし・・・

何かあったらなぁ、とも。

そして、今年の夏の始まりはあまりに蒸し暑かった。

 

「やっぱりクーラー付けよう!」

 

ポリシーを曲げてしまたのは、こんないきさつです。

畳の間の一室だけですが、保険的な考えでクーラーを設置しました。

 

 

でも、です。

できるだけクーラーを使わないでいただきたいという想いは変わりません。

よっぽどでない限り、クーラーなしでも夜は眠れると思います。

 

クーラーをつけない方が身体は喜ぶはずです。

そっちのほうが田舎の古民家体験を楽しめると思います。

そして、こんな時代になると『クーラーなしで夏を過ごせる』って、すごい贅沢なことだと思うのです。

 

 

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一棟貸しの宿だってお客様とコミュニケーション

のびのび日和は、古民家一棟貸しの宿です。

でも、そのスタイルをはじめから想定したわけではありません。

どちらかといえば仕方ない選択でもありました。

 

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仲間のほとんどは神戸在住です。

だからマンパワーが足りなかったのです。

もし誰かがずっと滞在してお客さんのお世話ができる条件でしたら、宿の形態もかなり変わっていたかもしれません。

たとえば、個人の旅行者を想定したゲストハウスであったり・・・と。

 

「1日に1グループしか利用しない一棟貸しだったらどうにか運営できそうだ」ということで、今のスタイルにたどり着きました。

お客さまにも喜んでいただけているので、結果オーライと言えるでしょう。

 

 

そして、予想外のうれしいこともありました。

 

当初は「一棟貸しにしたら、お客さんとほとんどコミュニケーションを取ることがなくなる」と予想していました。

それは僕らが淡路島に出入りするようになった当初の動機からして、ちょっとさびしいことです。

でも仕方ない、と。

 

ところがはじめてみると、思ったよりお客さんとのやり取りがあるのです。

 

「宅配便が来たので、代わりに受け取っておきました!」と、連絡をいただいたことがありました。

スタッフの知人が、間違えて宿宛に荷物を発送してしまう出来事があり、それをお客さんに受けとらせてしまったのです。

お客さんには快く応じていただきましたが、申し訳ない気持ちになりました。

 

また、宿においてある旅ノートで、頻繁に「楽しかった」とか「どこそこに行きました」と感想や報告もいただいています。

古民家なので不具合も多いのですが、それもノートに書き残して教えてくださいます。

全部を直すことはなかなかできませんが、声をもとにできる限りの改善をしています。

 

この旅ノートですが、ずっと仲間の誰かが宿に置いておいたのだと思っていました。

ところが調べてみると、お客さんの手によるものだったことが判明。

釣り目的でのびのび日和に泊まったお客さんが、設置してくださったようです。

そのノートに別のお客さんが新たな書き込みをしてくださいます。

旅ノートまでお客さんが用意してくださるなんて・・・なんかすごいです。

 

そんなこんなで、直接お会いすることがなくても、お客様とのコミュニケーションを楽しませていただいています。

いつもありがとうございます!!

 

 

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空き家に眠っていた洋服と日本ミツバチの草地家

「草地家」のお二人は、のびのび日和によく遊びに来てくれたり、お手伝いをしてくれる若いご夫婦。

ようこちゃんは島外からの移住で、ゆきお君はUターンです。

淡路島の生活を楽しんでいて、見ているとほほえましくなる二人です。

 

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草地家では、日本ミツバチに関わる活動を展開されています。

探したり、育てたり、売ったり・・・

のびのび日和のマルシェイベントにも、出店してくれたことがあります。

口にすると、まず「ホー」とおどろき、それからさわやかな後味を感じさせるハチミツでした。

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「二人の写真撮らせてね」と、撮影をお願いしたのですが・・・

タイミングが合わないところもご愛敬です(汗)

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kusachike.com

 

 

こんなお二人を紹介したかったのと共に、注目していただきたいのが、この日着ていたようこちゃんの服です。

実はこちら、のびのび日和に眠っていた服だったのです。

前の住人だったおばあさまが生前に着られていたものかもしれません。

 

「これ残置物の運び出しワークショップのときに見つけて、いただいた洋服ですよ」と、ようこちゃん。

まだ着られるということに驚きました。

そして、なんとも似合っていてかわいらしい!

こんな一コマも、リノベーションならではですね。

 

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のびのび日和とともに、草地家のお二人もよろしく願いいたします!!

 

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