南あわじのお仲間『AMA Terrasse』さん
のびのび日和のすぐ近くの『AMA Terrasse』さんをご紹介です!
アマテラスと読みます。
国生み神話の天照と、地名の阿万をかけて名付けたんでしょうね、きっと。
素敵なお名前です。
食事やスイーツが食べられるキッチンとゲストハウスを運営されています。
なんとAMA Terrasseさんは、私たちののびのび日和とほぼ同時期のオープンです!
都会に暮らす方からからすれば「それがどうした?」と感じるかもしれません。
しかし、現地の状況を考えれば・・・
片田舎でたくさんの観光客がやってくるような場所ではありません。
もちろん店だってあまりない地域です。
それが2施設がほぼ同時にオープン。
「20年ぶりにパンダが赤ちゃんを産んだら、それがまさかの双子だった!!」
ぐらいのインパクトだったはずです。
外者の私たちに現地のことをいろいろ教えてくださったりと、AMA Terrasseさんなしではのびのび日和の運営はおぼつかなかったでしょう。
ありがたい現地のお仲間です。
ぜひAMA Terrassさんにカレーを食べに行ってくださいね!!
→アマテラスさんのFacebookページ
南あわじ灘のみかん農家さんの家に泊まりました
昨夜は、淡路島の灘でみかん農園をやっている原田さんのお宅に泊まりました。
原田さんとは久しぶりに、ゆっくりお話ができました。
人生観のような話や、「何か通じるものを持っている人が集まってくるような村ができたらいいよね」という夢の話とか。
今年の夏の暑さもあって、体調面で不安があるというお話もされていました。
のびのび日和をはじめとする、淡路島でのプロジェクトの原点はやっぱりここにあると実感しました。
近いわけでもなく、さびれつつある地域だけど、優しく面白い原田さんに会いに来たいから来ています。
地域が持っている景色や雰囲気も好きです。
農作業に集中していたらいつのまにか癒されます。
こんな僕らのように、この地域に触れ合う人を増やしたくて、のびのび日和という宿を作りました。
正直、運営は大変です。
問題や課題はいろいろあるし、面倒なこともたくさん降ってきます。
もし自分だけでやっていたら絶対続いてこなかったでしょう。
でも、仲間がいて、それぞれの役割で弱音も吐かずに頑張ってくれています。
昨夜の十二時近くまで宿の運営改善の話し合いをしていたときに、そんなことを感じていました。
逃げ場をふさがれてしまっていますね・・・(笑)
宿のためにはまだまだやりたいこと、やらなければいけないことが山もりです。
でも、原点を見つめなおし、意欲をチャージすることができました。
ご近所さんとの共存をご理解ください
残念なお知らせがありました。
先日お泊りになったグループが深夜2時を過ぎても騒いでいたと・・・
ご近所の方がうるさくてよく眠れなかったそうです。
本当に申し訳ございません。
宿泊の手引きにはそのあたりのことは書いてあるのですが、より注意を強く伝えなければいけません。
お客さんにのびのびと楽しんでいただきたいのは確かですが、やはりそこにはルールがあります。
のびのび日和は、片田舎の普通の農村に滞在するコンセプトです。
周囲には、静かに、つつましく暮らしていらっしゃる方が住んでいらっしゃいます。
その点へのご理解をよろしくお願いいたします。
淡路島はやっぱりスピリチュアル?
のびのび日和ができる前。
現地を訪れる度に不思議に感じていたのが『緑の丘みたいなもの』がたくさんあることでした。
車で走っていると写真のような感じのものがいくつも見られます。
後で調べてみたら、やはり古墳のようでした。
天皇家に関係するものもあるようです。
淡路島といえばパワースポットと連想する方もいらっしゃいます。
このあたりもそんな力を感じさせる要因なのかもしれません。
やっぱり神聖な島なのですね。
そんな神聖さは観光的にはあまり活かされていないような気がするのが残念ですが・・・
現地の方にとっては、当たり前になってしまっているのでしょう。
「この島にいると何かに守られている気がする」と言っていた淡路島に移住した女性がいました。
きっとスピリチュアルな何かがあるはずです。
私は、その手の感覚が極めて鈍感なのですけど・・・
台風一過、古民家ですから・・・
宿泊のお客様がいらっしゃるときに台風を迎えることになってしまいました。
心配していましたが、どうにか無事に済んだ様子です。
お客様からは無事を知らせるメッセージと共に、このようなコメントを頂きました。
「少し雨漏りした部分はありましたが、過ごすのに問題もなく、長く風雨に耐えて来た古民家はむしろ安心感がありました」
古民家の良いところ、悪いところ、両方が詰まったようなお言葉です。
のびのび日和のお客様は、不便な部分におおらかで、ものごとをポジティブに受け取っていただける方が多いです。
ありがたい。
そして、古民家の宿はホントに手がかかる子です。
大切に手を入れながら長く付き合っていきたいです。
クーラーはじめました・・・
まずは『旅ノート』に書かかれていたお客さんからのコメントを紹介させていただきます。
「時計なし、テレビなし、クーラーなし、なのが逆に快適。
本当に良い大人の夏休みを過ごせました!」
ありがたいコメントです。
私たちスタッフも「古民家&田舎の不便さが新鮮で面白いはず」と思って滞在スタイルを考えました。
こんな感想をいただけたら、泣いて喜びそうです。
ところが・・・
あれ!?
クーラー付いてるし!?(汗)
そうなんです。
付けちゃいました。
m(__)m
昨年の様子から「この建物はクーラーなしでもいける」と感じました。
窓を開けているといい風が通ります。
どんなに夏暑くても、家の中に入るとひんやりしていました。
しかし、いざ宿の運営をしているとだんだん弱気になりました。
「本当にクーラー無くても大丈夫なんですか?」
こんな問い合わせがお客さんからきます。
大丈夫だとは思うのですが、個人差もありますし・・・
何かあったらなぁ、とも。
そして、今年の夏の始まりはあまりに蒸し暑かった。
「やっぱりクーラー付けよう!」
ポリシーを曲げてしまたのは、こんないきさつです。
畳の間の一室だけですが、保険的な考えでクーラーを設置しました。
でも、です。
できるだけクーラーを使わないでいただきたいという想いは変わりません。
よっぽどでない限り、クーラーなしでも夜は眠れると思います。
クーラーをつけない方が身体は喜ぶはずです。
そっちのほうが田舎の古民家体験を楽しめると思います。
そして、こんな時代になると『クーラーなしで夏を過ごせる』って、すごい贅沢なことだと思うのです。