淡路島一棟貸しの宿『のびのび日和』の夢の田舎をつくるプロジェクト

南あわじ市の灘・阿万地域で、拠点と地域資源を活かした仕事をつくり、人を呼び込もうとしています!

一棟貸しの宿だってお客様とコミュニケーション

のびのび日和は、古民家一棟貸しの宿です。

でも、そのスタイルをはじめから想定したわけではありません。

どちらかといえば仕方ない選択でもありました。

 

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仲間のほとんどは神戸在住です。

だからマンパワーが足りなかったのです。

もし誰かがずっと滞在してお客さんのお世話ができる条件でしたら、宿の形態もかなり変わっていたかもしれません。

たとえば、個人の旅行者を想定したゲストハウスであったり・・・と。

 

「1日に1グループしか利用しない一棟貸しだったらどうにか運営できそうだ」ということで、今のスタイルにたどり着きました。

お客さまにも喜んでいただけているので、結果オーライと言えるでしょう。

 

 

そして、予想外のうれしいこともありました。

 

当初は「一棟貸しにしたら、お客さんとほとんどコミュニケーションを取ることがなくなる」と予想していました。

それは僕らが淡路島に出入りするようになった当初の動機からして、ちょっとさびしいことです。

でも仕方ない、と。

 

ところがはじめてみると、思ったよりお客さんとのやり取りがあるのです。

 

「宅配便が来たので、代わりに受け取っておきました!」と、連絡をいただいたことがありました。

スタッフの知人が、間違えて宿宛に荷物を発送してしまう出来事があり、それをお客さんに受けとらせてしまったのです。

お客さんには快く応じていただきましたが、申し訳ない気持ちになりました。

 

また、宿においてある旅ノートで、頻繁に「楽しかった」とか「どこそこに行きました」と感想や報告もいただいています。

古民家なので不具合も多いのですが、それもノートに書き残して教えてくださいます。

全部を直すことはなかなかできませんが、声をもとにできる限りの改善をしています。

 

この旅ノートですが、ずっと仲間の誰かが宿に置いておいたのだと思っていました。

ところが調べてみると、お客さんの手によるものだったことが判明。

釣り目的でのびのび日和に泊まったお客さんが、設置してくださったようです。

そのノートに別のお客さんが新たな書き込みをしてくださいます。

旅ノートまでお客さんが用意してくださるなんて・・・なんかすごいです。

 

そんなこんなで、直接お会いすることがなくても、お客様とのコミュニケーションを楽しませていただいています。

いつもありがとうございます!!

 

 

www.nobinobibiyori.com